http://kamogawa-ms.chu.jp/kainokatsudou/
先月「祈りの音 冬の音」と題して、自然と人の関わりを現すコンサートをやりました。
音楽だけじゃ中々伝わらないものですが、自然と人・土地と人・所有の根拠などを考える上で、アイヌの人々の現状、明治以降150年の姿から、すっかり日本人である私自身、学ぶべき事が多かったと思います。
そんな中、地元、鴨川でちょっとした騒動が起こっています。メガソーラー・・東京ドーム66個分?良く分からないけど・・海は駄目になる可能性が高いです。
アイヌ、自然、生き物を神と捉える人々をテーマにしたばかりなので、特に気になります。
地元、鴨川に大山不動尊と言う寺があります。江戸時代の名工作の竜の木彫もあり、歴史的な価値があるそうですが、その保存状態は危機的な状況。これを何かしらの形で保存する為に、尽力している人達がいるのですが・・
寺の歴史は、奈良の大仏の建立と関係があると思われる物で、<鉱物資源を集める為の拠点>
結果的に、支配の歴史を刻む物であった場合、地元の人がその保存を望むとしたら、理由は2つの内のいずれか、要するに負の遺産として今後に役立てるか、観光資源として歴史を肯定的に捉えるか・・
この際、負の遺産としての意味で、不動尊が立ち上がるのが、面白い・・そう思うのです。
単なる遺産では無く、生きた寺として機能する事になるなんて面白い。
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